沖縄パン日誌

作った、買った、食べた、沖縄のおいしいパンにまつわる記録。

パンを引き立てるうつわたち

おいしいパンがあればそれだけでハッピーですが、パンに合うお皿に載せてあげると一層テンションが上がります。

そのために、ではないですが、もともと好きで少しずつ集めてきたやちむんも、年月を重ねるうちに戸棚の大部分を占めるようになりました。
f:id:mutsumin33:20161124210309j:image

 

選ぶ基準は、パンに合うか、ということが多い。

朝ごはんにプレートみたいにしたりとか、
f:id:mutsumin33:20161124204709j:image

細長いプレートに、細長いパンをスライスして並べてみたり。
f:id:mutsumin33:20161124204733j:image

おうちでカフェ気分になります。

 

ちょうどいま陶器市のシーズンで、先日も壺屋陶器まつりに行ってきました。

 

今年の狙いは「急須」。

つるのついた土瓶タイプではなくて、日本茶とか入れる感じの急須。

でもあんまりないんですよね。長期戦で探します。

ちなみにこれまで狙ってきたのは「湯呑み

」「大皿」など。

イベントなので定価の2〜3割引きで販売されたり、わけあり品とかもあるので、定価では手が届かないものを狙うのがいいかもしれませんね。


f:id:mutsumin33:20161124205847j:image

今回買ったお皿たち。茶色が好きみたいです。

 

壺屋陶器まつりの特徴は、

壺屋小学校のグラウンドで開催されていて、子供たちがバザー出店してたり、ボランティアのガイドの方がいたり、なんかあったかい雰囲気なこと

・オークションとか、カーミスーブ(陶工さんが、お題の作品をいかに早く美しく仕上げるかをリレーで競争する)とか、面白いイベントがいろいろあること

・壺屋地区だけでなく、中部で窯を持っている方の出店も最近ふえている気がする

などなど。

この3つめは結構重要ポイント。やちむんで有名な読谷でも陶器市がありますが、やはり読谷が中心。今回の壺屋には、うるま市北中城村の窯からも参加されていました。伝統的な柄だけでなく、モダンなデザインや、色が特徴的な窯など、初めて見るうつわたちがたくさんでした。

 

ここからは、わたし流陶器市の攻略法
f:id:mutsumin33:20161124210435j:image

 

まわり方

 ・とりあえず会場一周する。過去に来たことがある陶器市であれば、お気に入りの窯元は毎年同じような場所に出店していることが多いので、あらかじめ頭の中でポイントを絞っておく

・そして、狙いのものがないか、おもしろいものがないか、いいなと思ったものを何となく覚えておく

・一周したら、気になったものを目指してもう一周する

・大切にするのは直感

・友達と行くなら、友達が買ったものとかも参考にすると、新たな発見がある

・欲張りすぎるとすごく疲れるので、ほどほどにする。食べ物の屋台とかがあるなら、休憩も必要。


f:id:mutsumin33:20161124210653j:image
この脚付きのお皿も、数年前の陶器市で。試作品とかだと安く買えたりするので、冒険できるのも醍醐味です。 

 

行く時間について。

本当は、開始と同時に行くのが一番商品が揃っているのでしょうけど、人混みが苦手なわたしはあまりやりません。

 途中で商品補充もあるでしょうし、自分が行ったときに出会ったものが、出会うべくして出会ったものなので、一期一会を大事にします。意外な掘り出し物もあったりします。

 

壺屋の次は12月の読谷山陶器市、2月の読谷やちむん市、3月のムーンビーチと、まだまだ続きます。
f:id:mutsumin33:20161124210531j:image

 

 わたしは次は2月かなー、寒いだろうなあ。防寒対策とあるきやすい靴、両手が自由になるリュックやショルダーバッグで参戦しましょう。

豊見城・シンプルパン~スペルト小麦を使った味わい深いパン

ネットでちらっと見たことはあったけど、あまり情報がなかったお店、先日偶然発見しました。

 

豊見城・上田にある、シンプルパン。
f:id:mutsumin33:20161123151251j:image

 

お店に入るとスペルト小麦の説明が!

スペルト小麦とは・・・

小麦の原種といわれる品種で、「古代小麦」とも言われています。収穫率が低く、製粉効率も悪いために、しばらく忘れ去られていたのですが、小麦アレルギーが出にくい、独特の香りと風味から、最近注目されている小麦なのです。

でも価格は通常の小麦の4~5倍もするそう!びっくり!
f:id:mutsumin33:20161123151317j:image

 

そのスペルト小麦を100%使った、ノワ・レザン。
f:id:mutsumin33:20161123151342j:image

ドイツで食べたパンを思い出しました。黒いパンはこんな味だった気がする。小麦の味をかみしめている感じ。うまみがあって、くるみのゴロゴロ感もいいアクセントです。

 

同じく、スペルト小麦100%の、喜びのビスケット。かわいい~
f:id:mutsumin33:20161123151406j:image

薄焼きで、カリカリとした食感。とても香ばしい。ほんのりスパイスが効いています。

 

新しいお店に出会えたうれしさと、スペルト小麦を使ったパンを見つけた興奮のあまり、お店の方といろいろお話させていただきました。

 

ご夫婦で始めたこのお店は、奥様がパンを焼き、だんな様が雑用(とご本人はおっしゃいましたが、接客やチラシ作りなど)を担当されているそうで、最近では産業まつりにも参加されたとのこと。

大きなオーブンを購入してから10年たってようやく開店し、いまちょうど一周年を迎えたところだそう。「何とか1年やってこられました」と、揃ってにこやかにお話される様子が、地元に愛され、自分たちのペースで美味しいパンを焼いているご夫婦の人柄が伝わってくるようでした。

 

購入したパンのほかに、「一周年のプレゼントです」と小さな紙袋をくださいました。その中身がまた豪華で!
f:id:mutsumin33:20161123151431j:image

手書きのメッセージがとてもあたたかい~感動~

 

シンプルパンさんは、「赤ちゃんが毎日食べても安心なパンを目指しています」とフライヤーにあるとおり、保存料・乳化剤などの添加物は一切使用せず、また全商品卵不使用なので、小さなお子さんをもつお母さんもたくさん買いにいらっしゃるそうです。

スペルト小麦使用のパンのほか、全粒粉パンやぶどうぱんなど、無添加の小麦を使ったパンも焼いています。


f:id:mutsumin33:20161123182502j:image

 

パンがおいしいのはもちろん、ご夫婦の人柄に惹かれ(これ結構わたしが重要視するポイントかも)、通いたい!と思うお店をひさびさに見つけて、とってもハッピーな日になりました。

お出かけの際にぜひ一度行ってみてください。

 

きょうのパン屋さん:

シンプルパン(豊見城・上田)

豊見城市字上田552番地5 

(りゅうぎん豊見城支店さんのとなり・青い看板が目印)

080-6494-5525

営業時間:10:00-18:00

定休日:水曜、日曜、祝日

 

真嘉比Stay Gold〜デニッシュ生地のパン

先日オープンした、真嘉比のパン屋さん「Stay Gold」

オープン初日に行ったのですが、タイミングが良くなくて、あまり種類がなかったので、改めて行ってみた。

 

シェフが与儀のBzで修行された方のようで、デニッシュ系が充実でした。

 

クロワッサンスタイルの、パンオショコラ


f:id:mutsumin33:20161118172633j:image

この形のパンオショコラは珍しい。

食べやすかった。

層がサクサク、きれいでした。

 

お惣菜パンもデニッシュ生地のものがありました。

パプリカとチキン
f:id:mutsumin33:20161118154058j:image

 

デニッシュ生地だけあって、具材に生地が負けてなくて、食べ応えがありました。

 

このお店のお向かいに公園があって、パンを買って公園でピクニックするのがおすすめ。


f:id:mutsumin33:20161118154117j:image

空が広くてとても気持ちいい。

 

きょうのパン屋さん:

Stay Gold(那覇・真嘉比)

 

沖縄のパン事情

わたしが沖縄に来た12年前から、すでにパン屋が多いと感じていました。

今でこそ、沖縄パンブームと言われていて、おしゃれなパン屋さんもずいぶん増えましたが、それも、昔からある老舗のパン屋さんや、あとジミーとか、アメリカ的小麦文化に親しむ土壌があったからこそなのでは、と思っています。

わたしの地元なんて、パン屋さんなかったですもの。

 
f:id:mutsumin33:20161112110946j:image

 

内装もおしゃれで、ちょっと高価でスペシャルなパンがあるような、そんなパン屋さんが日々ふえている気がして、そんなに需要があるのかなあ?と思ってみたりします。

 

個人的な感覚ですが、なんだかんだ言って、主食はお米の人が多いと思うし、3食すべて毎日パン食べてます、って方は少ないと思っていて、毎日パン屋さんにパンを買いにいく人ってどれくらいいるんだろう?と考えてしまいます。

 

食パンとか、カンパーニュとか、日々のパンがあること、

甘いのとかお惣菜系とか、主食以外で食べられるパンがあること、

 

この両方を、客層のニーズにあわせてバランスよく取り揃えないと、沖縄で長く生き残るには厳しいように思います。

 

まーでもパン好きにとっては選択肢が多くて楽しく食べ歩きできるのはうれしいことですけどね!

カフェでパン〜SAKURA CAFEのクロックムッシュ

近所のお気に入りカフェ、SAKURA CAFE。

ランチ狙いで、でも平日だから大丈夫だろう〜とのんびり行ったら、なんと、パンランチは売り切れでした。残念〜

 

でも単品ならできますよ、とのことで、クロックムッシュにしました。


f:id:mutsumin33:20161111141631j:image

食パンがおいしいんですよね。

ベシャメルソースとハム、チーズがサンドされて、表面はカリッと焼かれてて、おいしくいただきました。

 

SAKURA CAFEは、パンだけでなく、お魚やお肉がセットになったご飯のランチもあります。雰囲気がとても好きで、居心地がよく、いつも長居してしまいます。

 

新都心で、ざわざわしすぎなくてゆっくりできるカフェって、なかなかないので、すごく貴重な場所です。

 

きょうのカフェ:

SAKURA CAFE(那覇

http://okinawasakuracafe.blogspot.jp/?m=1

 

 

パンを楽しむひととき〜「パンと友に。」

最近は那覇でぼんやり過ごしているので、

自分の生活範囲のパン屋さん情報がほとんんどだったけど、

まだまだ沖縄にはパン屋さんが増え続けているのですね。

 

そして、パンを楽しむイベントもあるなんて、全然知らなかった!

しかも大好きな読谷で。

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=653977664764888&id=143897685772891 

 

今回は行けないけれど、機会があったらぜひ一度行ってみたいイベントです。

パン好きが集まるイベントって、自分がどれだけパン好きか試される感じがしてドキドキしますね笑

 
f:id:mutsumin33:20161110202639j:image