ピッコロモンドといえば、ちいさなパイが有名かもしれないですが、私が好きなのは、ダノアーズというデニッシュ系のパンと、ドイツパン。
まずダノアーズから。
この日買ったのは、毎回必ず買ってしまう、アラカルト。
見た目はとっても地味…
たぶん、デニッシュ生地のはじっこをまとめた感じなんですが、これにアプリコットジャムを塗って焼いている、とっても甘いパン。
フルーツが載ってるわけでもなく、すごくシンプルなパンだけど、そこが逆に飽きないのかもしれません。
もうひとつ、紅玉のダノアーズ。
秋冬限定の商品のようです。甘ずっぱい紅玉が生地とよく合っておいしかったー
この季節は、アップルパイとか限定で出すお店多いですね。
そして、ドイツパン。
ピッコロモンドでは、ライ麦の割合を変えたり、ナッツを入れたりした黒パンが種類豊富に揃っています。
ちなみに、パンの世界では…
ドイツパンにみるようなライ麦が配合されたパンは、100%ライ麦だったり、小麦粉と混ぜていたりするのですが、その割合によって呼び方が異なるようです。
ロッゲンブロート=ライ麦90%以上
ロッゲンミッシュブロート=ライ麦50%以上90%未満
ヴァイツェンミッシュブロート=小麦粉50%以上90%未満
ミッシュブロート=ライ麦50%、小麦粉50%
などなど。
ライ麦が90%以上だと、ほとんどふくらまずに、ずっしり重みのある、いわゆる黒いパンになります。いただくときも、薄くスライスして、ブルーチーズなど個性の強いものや、赤ワインとかと合います。
で、今回、迷いに迷って買ったのは、
カンパーニュ・ルバン。
石臼挽きの小麦粉を自家製酵母で発酵させた、手間のかかっているパン。
買ってから翌日にスライスしたのですが、中はしっとり、ほんのり酸味のある味で、そのままぱくぱく食べちゃいました。
そして、ランチにはハムとチーズでトーストに。
食パンでもこんなトーストを作るけど、やっぱりカンパーニュのほうがおいしい!
パンにもこれくらい存在感があるほうがいいのかなと思いました。
そういえば、昔バイトしてたパン屋で、クロックムッシュ出してたけど、それもヴァイツェンミッシュブロートで作ってた。あれめちゃめちゃおいしかったんだよなー、と思い出しました。
きょうのパン屋さん: