沖縄パン日誌

作った、買った、食べた、沖縄のおいしいパンにまつわる記録。

【試作】コーンの食パン(山型)

かねてよりリクエストのあった、コーンのパンにようやく挑戦。

甘みをうまく調整できるか、が課題かなと思います。

 

コーンパンといえば、ドンクのふわふわのコーンパン。

おいしいよねー

生地自体甘めの配合だと思うのですが、

まずは普通の食パンに近い配合からやってみます。

 

甘み=お砂糖、なのですが、

単に砂糖をふやすのではなく、コーン缶の汁を入れてみることに。

水をコーン缶の汁に一部置き換えてみます。

そのせいなのか、こねてる時から生地が黄色味がかっているように見えます。

 

そして、生地の弾力が強い。

こないだの食パンとあまりに違う。

いつもは水分は水だけのところに、コーン缶の汁を入れているので、

それこそ砂糖や塩が入っているから、

それがグルテンの強化につながった、とかそういう理由なのかな、と。

もしくは乾燥していて水分が飛んだか。

 

こねあがり。発酵前。

発酵後。二分割します。

 

一次発酵のあとに、コーンを巻き込むように混ぜます。

気泡もつぶしたかったのを意識しすぎて、ちょっと生地をさわりすぎたかも。

一気に手早く気泡をつぶして、コーンを巻き込むのがよいみたいです。

 

さわりすぎると、生地が荒れます。

右が荒れてるほう。左が手早く巻いたほう。一目瞭然。色も違う。

最終発酵前のようす。

 

最終発酵後。いよいよ焼成へ。

 

迷って迷って、山型に初挑戦。どきどき。

ふたをしないで、一気に高温で焼きました。

 オーブンから出すと・・・

きれいな焼き色!感動~

 

表面のつや出しにオイルを塗って、冷まします。

側面のぐるぐるもきれいに見えて、うれしい~

 

スライスしてみると、コーンが思いのほか少なかったようです。

そしてかたよりもあります。

やはり最初で生地に練りこんだほうが、全体にまんべんなくいきわたるのかもしれません。この辺は要改善。

 

角食と比べて、表面がさっくり、中はほどよくもっちり。

トーストも香ばしく、わたし好みの食パンができました!やった!

 

コーンのおかげなのかわかりませんが、

これは定番レシピにできるかもしれない~

近しい皆さまに少しずつお配りしたいと思います。