沖縄パン日誌

作った、買った、食べた、沖縄のおいしいパンにまつわる記録。

うるま市・Kids Room Bakeryの天然酵母のパン

先日ある方と、

「そういえば今年は新規オープンのお店あまり聞きませんね」

なんて話をしていましたが、

その中で唯一、今年営業をはじめたという、Kids Room Bakeryに行ってきました。

 

しかーし、

Bakeryは14時でクローズしていて、

そのあとは、おとなりのTettoh Coffeeで販売しているとのことで、おとなりへ。
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Tettoh Coffeeも以前から行ってみたいと思っていたので、結果オーライでした。

 

どちらも外人住宅を改装していて、

Tettoh Coffeeは、

茶店とカフェのあいだのような、

落ち着いた雰囲気。

 

私が気に入ったのは椅子。

肘おきがついた、ちょっとクラシック風のデザインで、

(民藝でいう、ウィンザーチェアのような)

座りやすいし、おばあちゃんちにこんなのがあって、何だか懐かしかったのです。

窓枠にさりげなく置いてある植物や、

コーヒーに関する本が並んだ棚など、

とにかく全体的な空気がわたし好みでした。

 

お店の素敵なお姉さんが案内してくれ、

パンはいつも11時で焼き終わるので、毎日早くに売り切れてしまうこと、

天然酵母を使っていることなどを教えてくださいました。

 

コーヒーと一緒にパンをいただくこともできるとのことで、

クロワッサンとアイスコーヒーをいただきました。
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実はわたし、天然酵母のクロワッサンは苦手なのです。

クロワッサンは、薄い層のサクサクが命だと思っているので、

天然酵母生地のずっしりした感じが、あまり好みではないのです。

 

いつもなら選ばないはずなのですが、

しっかりとした焼き色に惹かれて、いただいてみました。
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あたためてもらったので、はじっこはカリカリの食感。

程良い生地の厚みだったので、

天然酵母で仕込んだ生地のおいしさと、

クロワッサンのバター多めのリッチさを両方味わうことができました。

 

そして、ミニカンパーニュ
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興味深いのは、底面。

クイニーアマンみたいに、カリカリしていて、甘いのです。
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なぜでしょう。なんでだろう。

生地に黒糖入れるくらいでは、こんなにならないと思うんですよね。

何かを塗って焼いたか、もしくは、黒糖をまぶして焼いたような。

ほんのり甘くておいしいのです。

一般的にいうカンパーニュではないと言われそうだけど、

食事に合わせても意外といけたし、

何もつけずにそのままいけてしまいます。

 

今度はぜひベーカリーが開いている時間に行きたい!

 

きょうのパン屋さん:

Kids Room Bakery(うるま市)
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