沖縄パン日誌

作った、買った、食べた、沖縄のおいしいパンにまつわる記録。

ひさびさに食パンを焼く

なんと3ヶ月ぶりに食パンを焼きます。

 

今回は、県産小麦の

「島麦かなさん」を入れてみます。
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年末にうるマルシェで購入しました。

中力粉のブランです。

粉全体の1割を置き換えて、

と書いてあったので、

そのようにしてみます。

 

すると、

生地が固い!

水分吸ってしまうのでしょうか。

時期的に乾燥気味というのもあるけど、

明らかに粉っぽいので、

小さじ1程度、水を加えます。

 

普段ならこねて5分くらいで

グルテンが形成されて

生地がつながっていくのがわかるんだけど、

今回は全然そうならない!

生地がブチブチ切れるばかり(笑)

ふすまが含まれているから、

物理的に障壁となって

グルテンがつながらない、

ということが

文字通り手に取ってわかる感じでした。

 

少し休ませて、

ようやく伸びるようになり、

こねあがりがこちら。

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はたして、ちゃんと膨らむのか。

いつもの生地より締まった感じがします。

ドキドキ。

 

冷蔵庫で低温発酵後、

室温に戻して作業します。

 

もっと時間かけて戻してもよかったかな。

2時間ではまだ少し冷たかったです。

でもそれなりにふくらみ、

生地もゆるみました。
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成形して型へ入れます。
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40℃で40分発酵後
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さらに10分

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この10分が大きかった!

型の中の丸いネジが見えなくなって、

最後のひと伸びしたのがわかります。

やはり生地が冷たかったのて、

しっかり常温にもどしてあげるのが大事ですね。

 

焼き上がりがこちら。

いつもより色が強めに出ました。

ふすまが多く含まれるので、

メイラード反応がよく進んで

焼き色がついたのかもしれません。
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きめも細かく焼けています。

そのままでも、

トーストでも、

おいしくいただきました。
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今回配合した、島麦かなさんの

「ブラン」という粉の種類について

沖縄県麦生産組合さんに質問してみました。

詳細は後日改めて!

(長くなりそうだから)