沖縄パン日誌

作った、買った、食べた、沖縄のおいしいパンにまつわる記録。

安室養鶏場の卵で作るクリームパン

おいしい卵をいただいたのです。

さーたーあんだぎーで有名な、

安室養鶏場のたまご。 

  

紙のケースに入った卵。

なんか贅沢!
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上等な入れ物なので、

「これ回収とかするんですか?」

と聞いちゃいました(笑)

(使い捨てでよいそうです)

 

安室のさーたーあんだぎーは、

沖縄一美味しいと思っていて、

私の実家のおばあちゃんも大好き。

材料がシンプルなお菓子なので、

素材の良しあしがそのまま味に出るのです。

 

そんなおいしい卵があるなら、

これは何か作りたいぞ!と思い、

思いついたのがカスタード。

となれば、やはりクリームパン。

 

いつもは食パンなど、

甘くないパンを作るのですが、

それとは生地から配合を変えて作ります。

 

卵を割ってみると、

黄身がプリプリ!

まんまる球体なのです。

こんなの見たことない!
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生地にも卵黄が入るし、

バターも入るし、

水も全量を牛乳に置き換えます。

なんとリッチな配合。

砂糖の量を見ると若干こわくなります。

生地の色も黄色味がかっています。

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で、いつものように、

冷蔵庫でひと晩置いたのですが、

翌朝見ても、あまり膨らんでいない。

やばい。

 

バターが入るから、

冷えると固まってしまうのかしら?

配合がリッチだから、

浸透圧でイーストが死滅した?!

 

とか色々考えつつ、

とりあえず、お天気いいから

ベランダで日光浴させてみたら、

ふわふわに膨らんでくれました。
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スフレみたいに、

しゅわしゅわしています。

つぶすときに、

じゅわーっとする感覚で

気持ち良かった!

 

低温で膨らまなかったことについては、

後からネットで色々調べたりもしましたが、

もしかしたら、

冷蔵長時間発酵には

あまり向いていない生地だったのかもしれません。

これは引き続き宿題です。

 

分割、

丸めて休憩。
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成形してみます。

 

クリームパンといえば、

グローブみたいな、

赤ちゃんの手みたいな形にしたいな、

と思ったのですが、

これが、思ったより難しい。

世の中のパン屋さんすごいな、

とおもうほど。

 

生地60グラムに、

クリームを25グラムくらい包んだのですが、

あとで切り込みをいれることを考えて、

閉じ目をしっかり閉じてあげて、

かつ、切れるくらいの幅をつくるので、

なんか分厚く不格好になってしまいました。

 

発酵前

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発酵後

閉じ目がひらきそう。大丈夫かな。

つーか、意外とふくらんでびっくり!

もっと生地少なく、薄くてもよかったのかも。
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焼き上がり!

つやつや。パンパン。
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断面はこんな感じ。

もう少しクリーム入れられそうです。

やっぱり、生地量へらして大丈夫かも。

もっと薄くできる!
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見た目はともあれ、

生地もカスターも

ほどよい甘さで

おいしくできました!

手間は少しかかるけど、

たまにはこういうパンを焼くのも

とても楽しいです。