ひさびさにお菓子に回帰しています。
ガトーショコラを作りたくて、
いろんなレシピ本を片っ端から
読み返して復習しています。
配合はいろいろありますが、
できるだけシンプルなものでと思い、
生クリーム、ココアが入らない、
昔から作っていたレシピで作ります。
チョコレートはおいしいのを選びます。
フランス・ヴァローナのカライブ。
カカオ70%!
いつもはお手軽にスーパーで手に入る
ビターチョコで作ってましたが、
いつか使ってみたかったのです、
ヴァローナ!
このタブレット型が
製菓っぽくて気分も上がります。
ポイントはメレンゲ。
ガトーショコラは、
ベーキングパウダーなどで膨らませるのではなく、
卵白の気泡で生地を持ち上げます。
チョコレートやバターが入った重い生地なので、
しっかりしたメレンゲを作らなければなりません。
ただ、バターを溶かしたり、メレンゲ作ったり、
温度や気泡の状態が適切なときに
材料を混ぜ合わせるために、
さまざまな作業を並行して
やらなければならないのです。
これがなかなか大変。
パンはわりと
待ったり寝かせたりする時間があるので、
お菓子って大変だわ、と改めて思いました。
メレンゲを先に作りましたが、
色々混ぜているあいだに
少し水分が分離してしまって、
あわてて作業を進めました。
そうして焼きあがったのが
こちら。
焼きあがってすぐは膨らんでいますが、
冷めるにつれて落ち着いてきます。
少し冷めたころ。
だいぶかさが減っています。
粗熱取れて、型から取り出します。
結局、高さ3センチくらいになりました。
粗熱をとって、カットしてみました。
表面は乾燥していますが、
中はしっとり。
食感は、じゅわっとした感じとでも
言いましょうか。
冷やしていただきましたら、
生チョコのようにぎゅっと詰まって、
濃厚さが増して感じられました。
わたしは冷やしたほうが好き。
ところで、
メレンゲの分離現象について調べましたら、
メレンゲって、
ただ卵白と砂糖を強く泡立てるだけと思っていたら、
ちょっとしたコツや手順があって、
それを守らないと、分離したり、
ぼそぼそしたりするみたいなのです。
そうか。そうだったんだ。
メレンゲは、まず卵白だけで泡立ててから、
砂糖を少しずつ入れるのがよいらしい。
面倒がって、最初に一気に砂糖を入れたから
こうなったのでした。笑
しばらくは、
ガトーショコラ研究が続きそうです。
パンの資格。一般社団法人 日本パンコーディネーター協会(JPCA)