小さい頃から本が好きでした。
ほしい本はたくさんあるけれど、
お金もスペースにも限りがあるから、
どうしても手元に置いておきたいものだけ、厳選して手に入れます。
昔からパンやお菓子に興味があったので、
必然的にそういう本が多いなと、改めて思いました。これでも随分減ったのですが。
『お菓子基本大百科』は、
高校合格のお祝いにと、近所のおばさまからいただいたもの。
お菓子の作り方だけでなく、
材料や器具についてもかかれている、
まさに百科事典のような本で、
眺めているだけでも楽しい本。
『製菓衛生士全書』は、
沖縄に来て就職したものの、
やっぱりパンの道も興味があって、
東京の製菓専門学校の通信課程で使った教科書。
たまたま今の会社に入ったけれど、
そうでなければ、きっとパンの道に進んでいたと思う。
「こつ」シリーズ
そもそもわたしはお菓子作りが好きだったのですが、
毎日のようにお菓子を作ると、
必然的に味見だ何だといって食べることになるので、
これは太ってしまってよくない、
とある日気づいたのです。
だって、バターとか、お砂糖とか、
びっくりするくらい入れるんですもの。
なので、
パンであれば、食事としても食べられるから、
お菓子よりはいいよね、と思ってシフト。
どちらも興味深いのは、
材料がもつ性質をうまく活用してできている、ということ。
特にパンは発酵の過程が非常におもしろい!
なぜこねるのか、なぜ強力粉でなければいけないのか、なぜイーストを使うのか、
といった、
パン作りで当たり前のことを、化学の視点からイラストを用いてわかりやすく書かれているのが、
「こつ」シリーズ。
料理や製菓で有名な辻調の先生が書かれた本です。
そして、わたしのパン好きは子どもの頃からの刷り込みではないかと思わせるのが、この絵本。
今でもおなじみですよね!
しろくまちゃんの絵本。
ほっとけーきを焼くところが特に好き。
この本は、読み過ぎて、ものすごく色褪せてしまっていて、
ほんとうはこの下の写真のような、濃いオレンジ色でした。まるで違う色!
仕事に役立つような啓発本も読めばいいのでしょうけど、
一時期そういうのばかり読んでいておなかいっぱいになり、
結局飽きずに何度も開くのはこういう本。
好きだからそうなるのでしょうね。
そしてこれからも増えたり減ったりするんだろうなと思います。