年末の記事で、
ベーグル流行ってるのでは、と書きましたが、
プレッツェルも最近よく目にするようになりました。
こちらも流行ってるのでしょうか。
プレッツェルとは、ドイツの、
特に南部で食べられている小型パン。
ちなみに、
ドイツは、パンの種類が世界随一とも言われていて、
大型パンから甘いパンまで幅広く食べられているのですが、
大きな特徴は、北部はライ麦を使うものが多く、
南に行くに従って小麦のパンが多くなること。
寒冷な北部ではライ麦、南部では小麦栽培がさかんなことに由来します。
(なるほど)
せっかくなので、以前出張で行った、
ドイツ・フランクフルトの写真いろいろ。
ベルリンも行ったことありますが、
どちらも素敵な景色とパンがありました。
帰りの空港では大きな黒いパンを買って(上の写真)
ほくほく顔で抱えて帰ってきたなあ、そういえば。
プレッツェルといえば、独特な形と焼き色。
焼く前に、ラウゲ液(水酸化ナトリウム水溶液)に漬けてから焼きます。
加熱されることでメイラード反応により、
あの独特の焼き色になります。
この、ラウゲ液の取り扱いが大変だと思うんです。
水酸化ナトリウムは、苛性ソーダとも言われる強いアルカリ性の薬品なのです。
高温で焼くことで成分は分解されるので、
食べても問題はないそうですが、
いろいろなパンを扱うお店では、
なかなか取り扱いが面倒なのではないかなと。
もしかしたら、何か便利でハンディにできる方法があるのかもしれませんね。
沖縄で見つけたプレッツェルいろいろ。
まずは北谷のエピ・ドゥ・ブレ
こちらには、プレッツェルだけでなく、
シュタンゲもあって、
お好みでバターを塗ってくれます。
ドイツではプレッツェルに切り込みを入れて
バターを塗るのはおなじみの食べ方だそうで、
これがシンプルでおいしいのです!バターおすすめ。
過去の記事も参考にどうぞ。
http://breadokinawa.hatenablog.com/entry/2018/09/18/192717
八重瀬の内田製パンにもありました。
生地にコンソメを入れているそうです。
こちらで出会えるなんて意外でした。
カンパーニュがおいしいお店。
これ買ったとき、大きなトラックに乗った作業着のおじさんが、ちょうどパンを買って入れ替わりになって、
なんかちょっと意外だなと思ったけど、
いろんな人に愛されるパン屋さんっていいなと感じました。
また、うるま市にできたうるマルシェにもあったし、
恩納村のキーペンケアルにもありました。
(プレッツェルは右側に見切れてますが)
もしかしたらまだまだあるのかもしれませんね。
ドイツパンは、種類豊富で奥が深い!
しばらくブームが続きそうです。
【参考文献】
『ドイツパン大全』森本智子、整文堂新光社