うりずんの季節が過ぎ、
梅雨に入ったころのお楽しみといえば、
小麦の収穫をお祝いする
「沖縄麦うまちー」。
今年も行ってきました!
過去の記事もどうぞ↓
簡単に復習すると、
・「沖縄麦うまちー」とは、小麦の収穫を祝うイベント
・無農薬栽培で作られる県産小麦、
「島麦かなさん」を使ったパンやお菓子、
そばやビールまで(!)楽しめる
この日は朝から雨模様。
屋根があるとはいえ、屋外のイベントには
なかなか厳しい状況ですが、
スタート前からすでに大行列!
この数年で一番の賑わいでは、
と思うほどの人・人・人。
今年は19の出展者。
昨年よりもふえていました。
オープニングセレモニーでは、
うるま市長のご挨拶や、
収穫に感謝する祈りの祭事、
そして、
沖縄県麦生産組合の皆さんから、
生産量の報告、商品化への取り組みについての
お話がありました。
↑組合の仲里進さん
今季は豊作だったそう!
小麦粉の種類別では、
めん類に向く、「中力粉」が一番多かったそうです。
(ちなみに、強力粉=パン、
薄力粉=クッキーやお菓子、に向いています)
組合では、
安心して味わえる無農薬栽培に取り組んでいて、
それは、単に味や栄養面だけでなく、
自然環境の保全や、粉文化の継承から、
地元でとれたものを食べる喜びを伝えたい、
という思いから。
↑チラシ裏面の立派な麦畑は、
仲里さんの畑!
商品化のおはなしは、
組合の金城太生郎さんから。
商品化にあたっては初期のころから、
うるマルシェさんとともに取り組んできて、
粉の販売も行っていることから、
うるマルシェが、
かなさんの発信基地的な役割もしているそうです。
わたしも粉を買うのはいつもここ。
今ではいろいろな商談の機会があるけど、
地元の穀物や、雇用も大切にしたい、
地域の経済を循環させたいとか、
そういった熱量がマッチする企業さんだと、
いい商品づくりにつながっていく、のだそう。
納得ー!
まだまだ生産量をふやしたい!
そのための課題もたくさん、とのお話でしたが、
少しずつ、着実に歩を進めている印象でした。
セレモニーのあと、
仲里さんや金城さんに直接お話を伺うことができて、
他にもいろいろなことを教えてくださいました。
(お忙しい中ありがとうございました!)
毎年来ている麦うまちー。
今までわたしは
最終的な「消費」の部分しか見ていなかったけど、
材料に注目すると、
どんな土地で作られているのか、
それはどんな栄養価があるのか、
作っている人はどんな環境
(経済的な面も含めて)なのか、
など、
もっと興味を持ちました。
こういう取り組みを
もっと多くの人に知ってほしいし、
関わっている人もつかう&食べる人も
みんながハッピーになれる仕組みになっていったらいいな、
と思いました。
もちろん、しっかり買い物もしたのですが、
長くなってきたので、
次の記事でご紹介します!
【おまけ】
「島麦かなさん」についての過去記事もどうぞ↓