沖縄パン日誌

作った、買った、食べた、沖縄のおいしいパンにまつわる記録。

沖縄麦うまちー2023

毎年うりずんの時期に行われる

恒例イベント、

麦の収穫をお祝いする、

「沖縄麦うまちー」。

 

そういえば今年はいつかな、

と調べてみたら、

なんと次の週末だった、という、

奇跡のタイミング!

張り切って行ってきました。


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過去の様子もどうぞ↓

 

セレモニーの様子から

この春、製粉所ができました

ステージでは何やら関係者のみなさんが集まり、

ご挨拶などが始まりました。

市長あいさつの中では、

この春に製粉所ができたことをご報告。

まさに地域を上げて応援しているのですね。

 

そして、収穫に感謝して、

組合のみなさんで手を合わせます。


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今季の収穫量は?

組合長からは、

今年の収穫量の報告がありました。

県内で小麦が栽培される11250坪のうち、

70%はうるま市にあるんですって。

4.5トンが目標でしたが、

4565キロ、ということで見事達成!

 

その内訳。

小麦粉は、タンパク質の量と質で分類されますが、

強力粉:1343キロ
中力粉:2172キロ
薄力粉:950キロ
その他:99.5キロ

と、

中力粉が多いようです。

めん類に向いているから、

まさに沖縄そばなんてうってつけ。

 

商品化のこと

商品開発についてのお話も。
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ふすまを入れた塩せんべいが、

昨年度、沖縄県の優良県産品に選ばれたそうです。

令和4年度優良県産品推奨事業について/沖縄県


小麦の生産から製粉までだけでなく、

うるマルシェと連携することで、

色々な商品化につながっているそうです。

 

いまは40の事業者が使っているが、

製粉に時間がかかるため、

必要な量をすぐに納品できないことも。

 

でも製粉所ができたおかげで、

これまで手作業でやっていた選別などもスピードアップできるので、

生産量20トンを目指したい!

とのお話でした。

 

 

今回はこんなパンを購入

さて、

そんな県産小麦を使ったパン。

今回は読谷の名店、

おとなりやで購入。

普段は店頭に並ばない、

イベントならではのラインナップでした。f:id:mutsumin33:20230618173821j:image

いつものんびり行って買えなくて、

こんなに選べるの初めてかも(嬉)


やんばるくるみのぱん

今帰仁でとれた、

無農薬のくるみと、

北海道キタノカオリのコラボレーション。

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ほんのり黄色味がかった生地に、

ジューシーなくるみ!

ナッツにあまり使わない表現だけど、

香ばしさやコクというより、

さっぱりした後味。

地のもので、フレッシュだからそうなのかなー。

すごいシンプルだけどおいしかった。


ポムドテール

生地にじゃがいもを30%

練り込んであり、しっとりもちもち。

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生地自体は甘みがありますが、

そこへ黒こしょうのパンチと

カシューナッツの食感。

めっちゃ好きこれもー。

白ワインとか絶対あうやつ。


ビューリー赤いパン

ベリーのエキスのみで練り上げ。

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まず見た目が美しい!

そしてフィリングとして入ってる

クランベリーがジューシー!

いつの間にか全部食べちゃいそうなやつ。

クリームチーズ合うだろうな。

 

いつもはパンを買うのに必死で、

ちゃんと話を聞いたことがなかったけど

(ごめんなさい)

県産小麦の魅力や活用が、

着実に広まっているなあと感じました。

わたしも久々にパン焼きたくなった!

muji-umachi.com