麦フェス2021で購入した、
チェスト船堀の
「麦比べパンセット2021~文通 麦に恋してるver」
の、実食レポートです。
セットについての紹介は
過去記事をどうぞ。
今回の食べ比べは、
「6、カンパーニュ
ハルユタカ 江別製粉」
と
「7、カンパーニュ
ノア8(ミッシュ) 中川さん」
です。
まずは、はるゆたかから。
クラムの色は柔らかなベージュ。
石臼引きの全粒粉が入って、
香ばしさがたっています。
味もさわやか、軽やか。
カンパーニュ初心者にぜひ食べてほしい!
「はるゆたか」とは、
国産品種の小麦の中でも、高たんぱくの強力系。
もちもちとした食感と
香ばしさや甘さを兼ね備える一方、
病気にも弱く雨にも弱いという、
とてもデリケートな品種。
いまでは「幻の小麦」とさえ
言われることもあります。
参考サイト;とてもわかりやすい説明です
https://www.camiflag.jp/haruyutaka/
北海道に住んでいたときは、
周りに田んぼが多かったから、
そんなに気づかなかったけど、
わりと近所でこんなに小麦作ってたんだ、
と驚きです。
はるゆたかをきっかけに、
春よ恋やはるきらり、
きたほなみなど、
北海道産の小麦が次々と
パンの世界に登場してきました。
そして、
ノア8
はるゆたかと比べると
色が濃く見えますね。
食べ比べてみても、
麦の味、酸味が強く感じられます。
どっしり、もっちり、
そして、プチプチ食感。
シェフの感想文によれば、
「ノア8」は
「いろんな麦が混植で植えられる
中川さんオリジナルの麦の中でも
ライ麦が多いタイプ」
とのこと。
なるほど、だから
ライ麦の風味が強く来るんですね。
くせのあるチーズや、
ポタージュスープと合わせたい!
(沖縄もようやくそんな季節です)
パンの資格。一般社団法人 日本パンコーディネーター協会(JPCA)