沖縄パン日誌

作った、買った、食べた、沖縄のおいしいパンにまつわる記録。

【番外編】本部大堂やちむん市

この春は

やちむん市をいろいろとめぐりましたが、

一番面白かったのがこちら。
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本部でやちむん市なんて、

はじめて聞いたし、

場所も山の上、

全然行ったこともないところ。

 

けどインスタで紹介される作品が素敵で

気になって行ってみました。

 

コロナもあり、

出店数も宣伝も控えめにされてたそうで、

それでも10名くらいの作家さんが

テントを張って作品を並べていました。

 

もう欲しいものばかりで、

しゃがみ込んで悩んで悩んで

選んだのがこちら。

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とにかく安いのです!

ほかのやちむん市と

つい比較してしまうのですが、

この値段でいいの?と

逆に聞きたくなるほどなのです。

 

出店者のお兄さんとお話してみましたら、

普段どこかで販売しているわけではなく、

みなさんこのやちむん市で売るだけ。

会場の近くに登り窯があるとのことでした。

 

本部に登り窯。

知らなかった!

 

使ってみたようす。

うまく柄が見えないのですが、

このマカイとても使いやすい。
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やんばるのやちむんって、

どこか力強さを感じるのです。

青が入ったうつわが

特に好きなのですが、

壺屋や読谷の青と、

なんとなく違うような気がするのです。


粗削りというか、

山の緑にそのままなじむような、


なので、花器も素敵なものが多い。

これは大宜味でも思ったこと。

「いぎみてぃぐま」に行った時、

クラレルカとかを活けてる花瓶が

すごく素敵だった。


植物の美しさに負けない、

一見無骨でシンプルなのに、

ちゃんと存在感がある。

 

クラレルカの話は

こちらもどうぞ。

breadokinawa.hatenablog.com

 

そして、

トーストに合う平皿。f:id:mutsumin33:20220520212130j:image

なぜトーストかと申しますと、

削り取ったような

表面のデザインと、

真ん中の絶妙なくぼみで、

焼きたてのトーストを乗せても

湯気がたまらないのです。

 

真ん中が少し

空洞になっているの

わかりますか?

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ほかのやちむん市へのお誘いも

あるようなのですが、

この地域にも足を運んでほしくて、

あえてこの場所で開催しているそう。

 

そして、

みなさん気さくに

色々話しかけてくださったり、

たくさんおまけもしてもらって、

ものすごい充実感。

「また来年も来てくださいね!」

と言ってくださいました。

もちろん来ます!

 

やちむん市がなければ

行く機会がない場所。

道中の景色は、緑豊かで目に優しく、

帰りは瀬底大橋まで見下ろし、

はじめて見る眺めにも大満足!

雨の中行ってよかった!