この春は
やちむん市をいろいろとめぐりましたが、
一番面白かったのがこちら。
本部でやちむん市なんて、
はじめて聞いたし、
場所も山の上、
全然行ったこともないところ。
けどインスタで紹介される作品が素敵で
気になって行ってみました。
コロナもあり、
出店数も宣伝も控えめにされてたそうで、
それでも10名くらいの作家さんが
テントを張って作品を並べていました。
もう欲しいものばかりで、
しゃがみ込んで悩んで悩んで
選んだのがこちら。
とにかく安いのです!
ほかのやちむん市と
つい比較してしまうのですが、
この値段でいいの?と
逆に聞きたくなるほどなのです。
出店者のお兄さんとお話してみましたら、
普段どこかで販売しているわけではなく、
みなさんこのやちむん市で売るだけ。
会場の近くに登り窯があるとのことでした。
本部に登り窯。
知らなかった!
使ってみたようす。
うまく柄が見えないのですが、
このマカイとても使いやすい。
やんばるのやちむんって、
どこか力強さを感じるのです。
青が入ったうつわが
特に好きなのですが、
壺屋や読谷の青と、
なんとなく違うような気がするのです。
粗削りというか、
山の緑にそのままなじむような、
なので、花器も素敵なものが多い。
これは大宜味でも思ったこと。
「いぎみてぃぐま」に行った時、
オクラレルカとかを活けてる花瓶が
すごく素敵だった。
植物の美しさに負けない、
一見無骨でシンプルなのに、
ちゃんと存在感がある。
オクラレルカの話は
こちらもどうぞ。
そして、
トーストに合う平皿。
なぜトーストかと申しますと、
削り取ったような
表面のデザインと、
真ん中の絶妙なくぼみで、
焼きたてのトーストを乗せても
湯気がたまらないのです。
真ん中が少し
空洞になっているの
わかりますか?
ほかのやちむん市へのお誘いも
あるようなのですが、
この地域にも足を運んでほしくて、
あえてこの場所で開催しているそう。
そして、
みなさん気さくに
色々話しかけてくださったり、
たくさんおまけもしてもらって、
ものすごい充実感。
「また来年も来てくださいね!」
と言ってくださいました。
もちろん来ます!
やちむん市がなければ
行く機会がない場所。
道中の景色は、緑豊かで目に優しく、
帰りは瀬底大橋まで見下ろし、
はじめて見る眺めにも大満足!
雨の中行ってよかった!