沖縄パン日誌

作った、買った、食べた、沖縄のおいしいパンにまつわる記録。

チョココロネはどちらから食べるか

時々食べたくなるチョコクリームのパン。

またその波がやって来てパン屋さんに買いに行きました。
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いつも悩むのが、細い方から食べるか、太い方から食べるか。

太い方
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太い方からだとクリームがたっぷりだけど、たまに細い方までクリームが入ってないこともあるのです。

細いほうを食べるときに、クリーム無し、という残念な結果になることもあるので、それを見越して、細い方をちぎって太い方からクリームをすくって食べたり、

逆にそしたらちぎった方からクリームが溢れてきて焦ったことも。

たかがコロネ、されどコロネなのです。

 

で、結局、この日のコロネは、細い方までクリームが入っていたので、細い方からいただきました。

細いほう

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ちなみにきょうのパンは

マルヨシ堂(浦添・経塚)

http://maruyoshidou.ti-da.net/ 

でした。

宇地泊sourireから独立された方のお店で、あんバターもありました。

ちなみにチョココロネにも種類があって、ビターチョコクリームのもあります。


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沖縄のパン事情2

先日、県内でパン屋・ケーキ屋を経営する会社が倒産したという記事を新聞で見つけました。

むかし働いたことがあるお店だったので…ちょっとさみしい気もしています。

 

だけど、人口に対してこれだけ多くのパン屋さんがあり、

こだわりをもったお店もふえ、

遠くまでパンを求めて食べ歩く人がいたり、webで感想も簡単に書いたり見たりできるようになって…

自分の焼きたいパンを焼きつつも、こういった流れに敏感に反応して、

対応していかないと淘汰される時代になったのかな、と感じました。
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沖縄とパンの歴史

(※2004年からみてきた個人的観点)

 

これまで:

アメリカ文化の影響を受け、パン食が幅広い世代で受け入れられていた。

特にわたしにとって衝撃だったのは、マックでおばあちゃんくらいの世代の方たちがゆんたくしていたこと。

ハンバーガーとか食べるんですね!、とびっくりしたのを覚えています。

 

この10年くらい:

内地で修行した人が独立開業したりして、パン屋さんがどかーんとふえた。

天然酵母、外人住宅、カフェなどといったキーワードとともに、

県外からも、沖縄のパンが注目されるようになり、

わざわざパンを買いに来たという人まで現れるようになる。

 

この1年くらい:

こじんまりとした店舗か、もしくは、

店舗を持たず、雑貨屋さんやイベントへの出店、販売日限定というお店がふえた気がします。

注文販売とかでのんびりやっている人も多い。

この数年で、イベントも飲食だけでなく、手作り系もずいぶんふえましたしね。

こんなふうにやっている方は、子育て女性とかが多いのかしら?とも思います。

自分の生活にあったペースでつくっている人が多いのでは。

 

 

内地では、まだ多くはありませんが、

人材不足に対応するため、機械導入など設備投資を始めたお店もあるそうです。

ただでさえ重労働のパン業界、好きじゃないと続けるのはなかなか難しいと思います。

パン業界にも働き方の変化の波が来ているのかもしれません。

 
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宇地泊・sourire(スーリール)のハード系パンたち

宜野湾に用事があって行った時に、久しぶりに立ち寄りました。

ここのハード系のパンと、お惣菜パンと、デニッシュ系がすきです。

(結局ほとんど全部じゃないか)

 

今回はハード系

角切りベーコンとモッツァレラチーズ

バジルソースがのってます
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なんとまだ焼きたてで温かかったのです~

お腹すいていたので、香ばしい香りに負けて車で食べてしまいました。

ベーコンがごろんと入っていて、食べ応えがありました。

 

そしてスーリールといえばこれ、あんバター
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バターとあんこ、フランス生地の組み合わせは絶対間違いない。

安定のおいしさです。

 

そしてこちら。
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 クランベリー・ノアと、ショコラ・カンパーニュ。

 

ショコラはスライスして、仕事の合間のおやつに、クランベリーは薄めにスライスして、バターを載せたり、ポテトサラダと一緒に朝ごはんにしました。

 

スーリールは、ネーミングの面白いパンや、あと、ぱりぱりのデニッシュ生地の中にチョコが入ったパンとか、見ていて楽しいパンがたくさんです。

 

そして知らなかったけれど、結構遅い時間まで開いているのですね。また行かなきゃ。

 

きょうのパン屋さん:

宇地泊製パン所sourire(宜野湾)

http://pangamasii.ti-da.net/

 

 

 

 

 

 

朝ごはん~くるみぱんとかぼちゃのポタージュ

冷凍庫のパンのストックが減ってきたので、自分で食べるための毎日のパンを、と思い、くるみパンを焼きました。

 

はるゆたか100%で、もっちりなめらかな生地。一次発酵直後。
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定番でつくるこのパンは、粉300グラムで、

発酵後に10分割すると、一つ50~55グラム前後になり、

直径5センチくらいの丸パンになります。
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オーブンがもっと大きければ、

パウンド型に入れて食パンにできるのですが、家庭用オーブンでは難しいですね。

  

あと、くるみは、通常は食塩無添加のものを使うのですが、量が足りなくて、

おやつに買ってあった、黒糖くるみも入れちゃいました。

黒糖がどうなるか心配でしたが。

 

そして、焼きあがったパンとともに、

ちょうど、冷蔵庫にあったかぼちゃでポタージュを作ってたのがあったので、

一緒にいただきました。


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心配だった黒糖くるみは、発酵の段階で黒糖とくるみに分離され笑、

生地にお砂糖を巻き込んだ感じになりました。これはこれでいいかな。

 

そして何よりポタージュがおいしかった~

フードプロセッサーがないので、スープ作りはあきらめていたのですが、

意外とできるもんですね。

多少手間はかかりますが、手作りのほうが格段においしいです。

特別な材料を入れたわけでもないのに、素材の味を生かすって大事。

 

 

 

与儀・Bzのミニクロワッサン

たまたま近くを通りかかった平日の午後、

ミニクロを買いにBzへ行きました。
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お店に入ろうとするも、よく見たら人がいっぱいで入れない。

少し外で待ちました。

するとわたしの後ろにもどんどん人が並んでいくではありませんか!

平日なのにこんなに混むんだ、とびっくりでした。

 

並びながら、前の人たちは何を買うのかしら?と注文を聞いていると、やはり必ずミニクロをオーダー。それプラス、他のパンをひとつふたつ買う、という方がほとんど。

ウィンドウにはお惣菜系のパンが多め。時間帯のせいだったのかな。

 

買ったのはこちら
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ミニクロ。安定のおいしさ。焼き立てでした。

一般的な普通のクロワッサンよりは甘めかもしれません。

たくさん買うと紙袋に入れてくれるので、手土産にもいいですよね。わたしもいただいたことあります。

 

そしてもうひとつ


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ペレ、という、デニッシュ生地の中にヘーゼルナッツ風味のチョコクリームが入っています。

ショコラ(パンオショコラ)と迷ったけど、他では見ないのでこちらをチョイス。

生地にもココアが配合されているのでしょう、見た目も真っ黒!

いつものように、公園でおいしくいただきました。

 

きょうのお店:

Bz(那覇・与儀)

https://s.tabelog.com/okinawa/A4701/A470101/47002057/

識名・いまいパンのスイーツ

いまいパンといえば、県産の素材にこだわったパンや、種類豊富なお惣菜系のパン、

そして夕方近くに行ってもまだガンガン焼き立てが出てくるので、行くたびにどんなパンに出会えるのかが楽しみなのですが、

その、パンに気をとられすぎて、いつも買えなかった、こだわりのスイーツの数々。

ようやく買えました。

 

買ったのはこちら
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ハンガリー菓子のチョコレートのケーキ

ごめんなさい、選ぶのに必死すぎて名前を忘れてしまったのですが。

お店のお姉さんがイチオシです、とお勧めしてくれました。

 

しっかり甘くて、チョコレートのケーキを食べてる、という感じがとてもいいです。

ウィーンで食べたザッハトルテを思い出しました。

 

いまいパンさん、このケーキのほかにも、リンツァートルテとか、

ドイツやハンガリーのお菓子が種類豊富。

なかなかここまで本格的なお菓子を置いているお店は少ないのでは。

ずっと持っていた、パン・スイーツといえばフランス、というイメージを、

仕事で行ったドイツですっかり覆されて、ドイツ系のパンやお菓子につい目が行ってしまいます。

 

ちなみに、もちろんパンもいただきました。


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ショソン・オ・ポム(右上)の、香ばしい生地のさくさく感に感動しました。

 ドイツ系と言っておきながら、やっぱりフランス系もはずせないのでした。

 

きょうのパン屋さん:

いまいパン(那覇・識名)

https://imaipain.com/

 

北谷・Epi de bleのハード系パン

とっても久しぶりに北谷へ。

アラハビーチの近くにある「Epi de ble」へ行ってきました。

 

外からだと食パンの棚しか見えなかったのですが、扉を開けると菓子パン系、ハード系が並んだディスプレイもあって、こじんまりとしたたたずまいのわりに、種類が本当に豊富でした。

 

中でもドイツパンの充実ぶりにびっくり!

ライ麦100%のフォルコンブロートは、あんまり作っているところないと思います。ピッコロモンドか、恩納村のキーペンケアルくらいでは。

 

そして今回購入しましたのはこちら。

さつまいもと黒ゴマのリュスティック

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バゲットとほぼ同じですが、もっと水分量が多くて、ラフな成形なのがリュスティック。

もちっとしていて、サンドイッチに使うパン屋さんも多いです。

なので、生地自体はシンプルで、いもの甘みとゴマのプチプチがいい食感で、ドライブしながらあっという間に食べてしまいました。

 

そして、アンシェンヌ・バゲット

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普通のバゲットもあったのですが、焼き色や太さがこちらのほうが好みだったので、こちらを選択。

低温長時間発酵でじっくり小麦粉の旨味を引き出しているそうです。

 

驚いたのは、クラムが甘かったこと!お砂糖の甘みではなくて、だけど、他のお店の「低温長時間熟成」よりも、ちゃんと甘いと感じられる、小麦粉の甘み。ちょっとびっくりした!

ちなみに粉はフランス産と国内産のブレンドだそうです。

 

温野菜とともに、塩こしょうとオリーブオイルでいただきました。これだけでおいしいってすごい。

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その他、プレッツェルや、ライ麦65%のパンなど、ハード系が充実していました。

 

また、ベーグルやクリームパンなどの甘い系、クロワッサンやパンオショコラ、カレーパンやコロッケパンなどの惣菜系など、子どもも大人も食べたいパンがきっと見つかるラインナップでした。

(カレーパンいただきましたが、揚げではなくて焼きタイプで、豚の角煮がごろんと入っていて、食べ応え十分でした~おいしかった!)

 

いつも思うのは、いろいろ買いたいけど、おいしいうちに食べきれるのは限られるので、3つくらいに絞るようにするのが切ないなあ、ということ。

また行く楽しみができるのはいいんですけどね。

 

きょうのパン屋さん:

Epi de ble (北谷)

http://jedi.ti-da.net/

 

ひさしぶりの中部は、外国に来たような雰囲気が楽しめて、いい気分転換になりました。とっても寒い日だったけどー

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