パン作りで最も難しいと言われるバゲット、ついに!教室で焼きました。
バゲットは材料が粉、塩、酵母、水、ととてもシンプルで、かつ、水分量が多いので、生地を扱うのがとても難しいのです。
前に作ったチョコブレッドは、粉に対する水分量は28%、米粉のパンでも62%だったけど、今回は73%!
やさしく扱わないとボウルからも取り出せない。分割のときも打ち粉をいっぱい打って、手につかないようにしないといけない。そして常温で置いてる間にも、生地の状態はどんどん変わっていくから、これらの作業を手早く行わないといけないのです。
先生のお手本を見ているときはわかったつもりでも、いざ自分で生地を目の前にすると、あれ何だっけ?と、全く思い出せず笑、
何度かやってようやくそれらしくなった感じでした。
そして、バゲットで最大の難関。クープ入れ。
ナイフを寝かせずに立てて切ることを意識して、一気にすっと引きます。
でも柔らかいから一度では切れず、2、3回切っちゃうのですが。まーこれが難しい。
オーブンに入れ、途中で向きを変えながら待つこと24分。焼き上がりを取り出すと、香ばしい香りとともに、パチパチと弾ける音が!
ハード系焼き立ての醍醐味です。久々にこの音聞いた!
クープの弾け方、気泡の入り方、焼きあがるまではどうなるかわからない、毎回スライスする時はドキドキする、と先生はおっしゃっていました。プロでもそうなのですね〜
今回は2回目に焼いたのが、焼き色、クープの弾け方が美しかった!
味ももちろん、文句なし。クラストは小麦の香り、クラムはしっとりもちもち、私好みの味で、何もつけずに一本食べられそうな勢いでした。
きょうの朝食。
手前がプレーンのバゲット
真ん中の輪切りがくるみ、右の薄切りがレーズン
今回わかったことは、
·バゲットはとても手間がかかる
·作る過程はとても面白い
·でも家庭用オーブンでは全然火力が足りないから、家で作れるパンではない
·おいしいバゲットが食べたいなら、先生のお店で買うべし
そんな先生のおいしいパン、来週新都心で出張販売するそうです。
★Re Seigleお出かけ販売★
11/2(水)11:30頃より
ハード系のおいしいパン、ガトーショコラなどを販売予定とのこと。
お近くの方、ぜひ行ってみて下さい!
きょうのパン教室:
Re Seigle(那覇)