沖縄パン日誌

作った、買った、食べた、沖縄のおいしいパンにまつわる記録。

りんごとシナモンのパン

ノートを見返してみたら半年ぶりのパンづくり。

教室には何度か行っているから、全然やってなかったわけではないけれど、発酵の感じやオーブンに入れるとか、火加減みて位置調整するとか、全てをやるのは久々すぎて、いちいち思い出しながらの作業でした。

あんなにやっても、継続しないと忘れてしまうんですねー。

 

ありもので作った、りんごとシナモンのパン。

 
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粉もりんごも北海道のもの。

生地がフランスパン風の、シンプルでパリッとした生地なので、生地そのものがおいしかった。

朝ごはんに、塩気のあるものと合わせたらちょうどよかった。
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あったらいいな〜ベーカリーカフェ

そういえば、沖縄は、パン屋さんは多いけど、カフェ併設の割合って意外と低いように感じます。(←ベーカリーカフェ、とこの記事では呼ぶことにします)

 

出先でさくっとランチ済ませたいとき、特に一人のときなんかはとても重宝するので、内地ではよく使うんですけど。札幌駅とか。

 

わたしが思う、カフェとベーカリーカフェの違いは、主役が何かということ。

 

カフェはドリンクが主役だから、お昼時に入ろうかなって思っても、「いや今お腹すいてるからさあ、求めてるのはそれじゃないんだよね」と思ってしまうのです。

フードメニューがあるお店もあるけど、うーん、なんかそうじゃないんだよねぇって感じのことが私の場合多くて。(ただのワガママですが)

 

ベーカリーカフェだと、主役がパンなので、お腹がしっかり満たされるし、一人でも入りやすい。あと、みんなどんなパン買ってるのかなとか、どんなの食べてるのかなとか、観察するのもおもしろい。

 

もっと沖縄にふえないかなー

写真は、ドンクのモンブラン

上にクリームが載ってるから、どうやって包装するのかしらと思ったら、立体ケースにいれてくれました。そうよね、バイトしてたパン屋でもそうだったや。

ちなみに、ドンクにはイートインありました。
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天然酵母、自家製酵母、イースト

以前は、「天然酵母」=「自家製酵母」だと思っていたのですが、

必ずしもそうではないのです。

天然の素材からとった天然酵母って、今や普通にスーパーでも売られていて、

わたしも家で焼くときには天然酵母ドライイーストタイプのものを使っています。

 

このことを知ったときくらい、最近目からウロコだったのが、

パン屋さんの「自家製酵母」のパンにも、ほんの少しイーストを添加していることがあるそうです。

 

パンづくりに向いた、選抜された酵母の集まりが一般的なイーストなのに対し、

レーズンやくだもので起こす自家製酵母は、いろいろな酵母菌が集まっています。

なので、どうしても発酵の力が安定しないので、

プロでもやはり、同じものを焼き続けるのは難しいことなのだなあと思いました。

 

イーストを添加すると、やはり軽さが出るようです。

自家製酵母の風味をより出したいなら、イースト添加なしで作りたい。

かくいうわたしは、自家製酵母は起こしたことはないのですが;

涼しくなってきたし、今年こそやってみようかなー

ベランダではまだまだブーゲンビリアが咲いてますが。むしろすごい咲いてる!

 
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お手土産にパン

先日も少し書きましたが、

パンがすき、とあちこちで言っていると、

「そういえばパン好きだったよね」と、お土産にいただいたり、

職場の差し入れにもいただくことが多くなり、ありがたいなーといつも思っています。

 

ケーキじゃかしこまりすぎるし、ホールの焼き菓子だと切るのが面倒。

 

パンなら小さいのを大量買いしたり、一つひとつがすでにスライスされていたりするので、会社のみんなで分けるのも手間じゃない。

あげるほうも、もらうほうも、ちょっと気軽でいいなと思います。

 

写真は職場の敷地内にある展望台。

西に瀬長島や、北風の日はアプローチする飛行機、慶良間諸島、北側には首里まで、とっても眺めがいい場所です。

こんなところでピクニックしたら楽しそう。

 
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Re Seigleのガトーショコラ

ガトーショコラといえば、卵、バターがたっぷり入った、リッチな味わいのケーキで、

材料を知ってしまうと食べるときの罪悪感がハンパないのですが;

 

Re Seigleでは、動物性の材料、つまり卵もバターも使わずに焼いたガトーショコラを作っています。


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これ、言われないと卵もバターも入ってないってわからない。それくらい濃厚!

ナッツと、あとオレンジの風味が効いていて、小さくても大満足のサイズ。

 

最近、ヴィーガンの方もふえているから、そういう方はもちろんのこと、たぶん普通のガトーショコラよりもカロリーが随分低いはずだから、ダイエットしてる方にもいいのではないか、と思いました。

 

あすの出張販売でも販売予定とのことです。

気になる方は新都心へどうぞ!

 

☆Re Seigle出張販売☆

日時:11/2(水) お昼前頃

場所:那覇新都心ディアビル前

☆この日は店舗の通常販売もしているようです〜

 

 

 

パン教室〜自家製酵母のバゲット

パン作りで最も難しいと言われるバゲット、ついに!教室で焼きました。


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バゲットは材料が粉、塩、酵母、水、ととてもシンプルで、かつ、水分量が多いので、生地を扱うのがとても難しいのです。

前に作ったチョコブレッドは、粉に対する水分量は28%、米粉のパンでも62%だったけど、今回は73%!

やさしく扱わないとボウルからも取り出せない。分割のときも打ち粉をいっぱい打って、手につかないようにしないといけない。そして常温で置いてる間にも、生地の状態はどんどん変わっていくから、これらの作業を手早く行わないといけないのです。

 

先生のお手本を見ているときはわかったつもりでも、いざ自分で生地を目の前にすると、あれ何だっけ?と、全く思い出せず笑、

何度かやってようやくそれらしくなった感じでした。

 

そして、バゲットで最大の難関。クープ入れ。

ナイフを寝かせずに立てて切ることを意識して、一気にすっと引きます。

でも柔らかいから一度では切れず、2、3回切っちゃうのですが。まーこれが難しい。

 

オーブンに入れ、途中で向きを変えながら待つこと24分。焼き上がりを取り出すと、香ばしい香りとともに、パチパチと弾ける音が!

ハード系焼き立ての醍醐味です。久々にこの音聞いた!

 

クープの弾け方、気泡の入り方、焼きあがるまではどうなるかわからない、毎回スライスする時はドキドキする、と先生はおっしゃっていました。プロでもそうなのですね〜

 

今回は2回目に焼いたのが、焼き色、クープの弾け方が美しかった!

味ももちろん、文句なし。クラストは小麦の香り、クラムはしっとりもちもち、私好みの味で、何もつけずに一本食べられそうな勢いでした。
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 きょうの朝食。

手前がプレーンのバゲット

真ん中の輪切りがくるみ、右の薄切りがレーズン

 

今回わかったことは、

·バゲットはとても手間がかかる

·作る過程はとても面白い

·でも家庭用オーブンでは全然火力が足りないから、家で作れるパンではない

·おいしいバゲットが食べたいなら、先生のお店で買うべし

 

そんな先生のおいしいパン、来週新都心で出張販売するそうです。

 

★Re Seigleお出かけ販売★

11/2(水)11:30頃より

那覇新都心新都心ディアビル前にて

ハード系のおいしいパン、ガトーショコラなどを販売予定とのこと。

お近くの方、ぜひ行ってみて下さい!

 

きょうのパン教室:

Re Seigle(那覇)

http://reseigle.com/

 

JOUIRのミニクロワッサン

先日、差し入れでいただいた、八重瀬JOUIRのミニクロワッサン。


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少し甘みが強くて(お腹がすいていたからそう感じたのかもしれないけど)、

10時のおやつにいただきました。

 

わたしは行ったことがないのですが、与儀にあるBZの姉妹店だけあって、

デニッシュ系が充実しているようですね。行きたいな~

 

いろいろなところで、「パンが好きです」と言っていると、

何かにつけていただく機会がふえたように思います。ありがたい!

用事があって事務所へいらっしゃる方も、いつもパンを持って来てくださったりとかして、最近はちょっと恐縮しています;

いらっしゃる際には、ぜひ手ぶらでお越しくださいねー!

 

きょうのパン屋さん:

八重瀬「JOUIR」