沖縄パン日誌

作った、買った、食べた、沖縄のおいしいパンにまつわる記録。

フォカッチャを焼く

インスタでよく、

外国の方の投稿で、

フォカッチャ作りで生地に穴をあけるとき

指を入れたら気泡があちこちふくらむ様子をみて、

これやってみたいな、と思って、

最近よく焼いています。

 

そして、あまりこねないので、

置く時間はかかるけど、

体力は消耗しないですみます。

 

粉はリスドォル。

塩やイーストなど、粉気がなくなるまで混ぜ、

30分置きます。

水分がなじめば、そんなに混ぜなくて大丈夫。

加水率は80%。
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30分後
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混ぜた直後より水分がなじんで見えます。

 

四つ角からたたんでパンチして、

また30分置きます。

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30分後
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ゆるんできた。

 

ここからは生地を持ち上げます。

英語で「coil fold」

というようですが、

日本語だと何にあたるのかな。

単に「パンチ」と言っていいのだろうか。

 

その、coil1回目

持ち上げて。生地の重みで落ちていくのを、

たたむようなイメージ。

超ゆるゆるです。

 

30分置きます。
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30分後

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ボウルをゆすったらふるふるする。

ジーマーミ豆腐みたいかも!

 

coil2回目。

さらにゆるゆるになります。

高加水の生地だと、100%越えがざらにあるけど、

これよりもっとゆるいんでしょうね。


さらに30分置きます。

何かと30分置きに作業あるけど、

その間はほかのことができるのがよい。
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30分後

流れそうなくらいゆるゆる。
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これでひと晩寝かせます。

冷蔵庫でおやすみなさい。

 

ちなみに、

ひと晩寝かす=低温長時間だと、

粉の甘みが引き出されているような

自然な風味がより楽しめる気がします。

無理してない感じ。

イーストも少なめで大丈夫。

 

翌朝。

おはようー

冷蔵庫から出します。
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1時間ほど復温します

ぬるまって、ゆるんだ様子。

気泡も少し大きくなった。
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型に移します。

流し込む感じかも。
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常温で1時間後。

少しふっくらした?
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さらに30分

気泡がまた大きくなった。
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全体がふっくらしたように見えます。

さあ焼成準備。

 

いよいよお楽しみ、

穴あけの時間。

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めっちゃやわらかい。

手応えが薄いくらいやわらかい。

深さは人差し指の第一関節くらい。

あんまり高さは出てないかもなあ。

 

今回はオリーブをトッピングします。
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焼きます。

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これまでで一番、

クラムしっとり、

気泡も大小あり、

最高においしかった!

冷めたてをランチにしました。

 

朝冷蔵庫から取り出したら、

ちょうどお昼くらいに焼きあがるので、

タイミングもばっちりでした。

【まとめ】ふわふわブッセ大集合

ブッセをご存じですか。

ふわふわの生地に、

ジャムやクリームが挟まれたお菓子。

洋風どら焼き、とでも言いましょうか。

 

ある時、わたしブッセ好きかも、

と気づきまして、

それからなんとなく、

お店で見かけては買ってみたりしています。

ブッセとは

この記事のために、わかりやすい説明記事がないかな、

と検索したら、

まさに私の愛する、

北海道は千歳に本店がある

「もりもと」の「雪鶴」が出てくるではないですか!

www.haskapp.co.jp

生地の作り方、

名前の由来なども書かれていて、

勉強になります。

個人的ナンバーワン~もりもとの雪鶴(ハスカップ)

さいころ、あまりに身近にありすぎて、

普通に食べていたけど、

離れてみてわかるあのおいしさ。

ハスカップの甘酸っぱさ。

たまに帰ったり、東京などで見かけると、

必ず買ってしまいます。

 

…と下書きしていたら、

沖縄で北海道物産展が!

うれしすぎる。

もちろん購入しました。

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ブッセ生地は少し白みがかっていて、

それが、ハスカップの赤紫色と対比されて、

見た目にも美しい。

 

もりもとさん、

結構なラインナップでご出店されてて、

目移りしちゃって大変でした。

ほんとは、ふらの雪どけチーズケーキも買いたかった…!

過去写真からどうぞ。

(大好きなやつ)

(ホールで食べたい)

(冷凍保存できます)

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沖縄の行事に欠かせない~白バラのYOMOGI HomeCake

県内でケーキや焼き菓子を販売する

「白バラ洋菓子店」。

沖縄の行事菓子や、

その場でクリームを詰めてくれる

シュークリームをイメージするのですが、

そんな中でひそかに好きなのが、

ブッセ菓子のよもぎ

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その名のとおり、

よもぎ入りのブッセ生地で、

つぶあんを挟んだお菓子。

つぶあんが、ちょっとねっとりしていて、

軽い食感のブッセとよく合います。

よもぎのほろ苦さもしっかり感じられて、

これ名作だわ思っています。

洋菓子と和菓子のあいだ、みたいなお菓子。

 

あと、白バラといえば、

キューブ状の箱に入った

パヴェフリーナも好き。

ジャーマンケーキと並ぶ、

沖縄ならではのケーキではないかと思う!

www.shiro-bara.com

 

老舗ケーキ屋さんで見つけた~Petite Sweetsのポエム

ある時職場で、なぜかこのお店の話題になり、

名物ケーキを買いに行ったはずが、

ブッセに目を奪われてしまった件。

 

中城にあるPetit Sweetsの、ポエム。

味はいろいろありますが、

コーヒーと抹茶をセレクト。

(写真は抹茶)
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生地はさっくり軽い!

けど味はしっかり。

 

他にオレンジ味などもあって、

暑い時期には冷やして食べたら

おいしそうな気がします。

 

petit sweet(中城)

https://www.instagram.com/petitsweet1104/

 

 

城間・菓子工房mimiのぶどうのタルト

おすすめのケーキ屋はどこ?

と聞かれたら

3本の指に入るであろうお店、

菓子工房mimi。

 

ひさびさに行ったら

季節のお菓子に出会いました。

 

ぶどうのタルト

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生地がパイっぽくて、ミルキー

ぶどうの酸味とあっておいしい!

フルーツの水気もほどよくて、

アーモンドクリームと一体となっている。

 

フレッシュなフルーツが載ってるより、

こんなふうに

しっかり焼きこんでるのが好みです。

 

菓子工房mimiの過去記事もどうぞ。

タルトばっかり紹介してますが、

チーズケーキも絶品。

シフォンや焼き菓子もあります。

 

きょうのお店:

菓子工房mimi(浦添・城間)

https://www.instagram.com/mimi.lab_okinawa/

 

※おまけ

箱を開けたときのしあわせの光景

きつね色ってなんておいしそうなんだろう。
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真栄原・TAROTOMARU BAKERS.のビスケット

インスタで

「ただいま焼きたてです!」

という記事を見かけて、

あまりにおいしそうで、

いてもたってもいられず、

お久しぶりの

TAROTOMARU BAKERS.へ

行ってきました。

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プレーンなミルクビスケット。

 

パンとかビスケットって、

焼きたてよりも、

焼いて少したってほんのりあったかい、

冷めたてが一番おいしいと思うのです。

これはまさにそんなタイミングでいただきました。

 

焼き色も割れ方も、

美しくてずっと見ていたいくらいー

(変態ですね)

素敵すぎる。

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ちなみに、TAROTOMARUさんは

フォカッチャも有名。

むしろそっちがメインかなあ?

ランチによさそうな、

ソーセージがのったフォカッチャや、

サンド系も充実しています。

breadokinawa.hatenablog.com

 

たまごカステラ

たまごがたくさんあった時に、

何かおやつ作りたいなと、

色々調べて見つけたカステラのレシピ。

 

強力粉にみりん、はちみつ。

家にあるものでできるのも魅力。

 

イーストやベーキングパウダーではなく、

卵4個を一気に泡立て、

その気泡でふくらませます。

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型に入れてオーブンへ。

 

焼き上がりの確認は

真ん中に竹串を差してみます。

この時点で、

ふわふわ、しゅわしゅわしてるのがわかる。

 

焼き上がりはこんな感じ!
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みりんやはちみつ効果で

色が濃い目につきます。

 

ポイントは

焼く前と、焼き上がりに、

型を台に落として大きな気泡を消すこと。

 

焼く前にやらないと、

キメのそろった焼き上がりにならず、

焼き上がりにやらないと、

みるみるへこんでしまいますf:id:mutsumin33:20230820172956j:image

食感は、

シフォンケーキよりしっかり、

パウンドケーキより軽やか。

台湾カステラに似てるかも。

 

職場で配って大好評でした!

お菓子づくり仲間の子から、

「バナナを入れてもきっとおいしい!」

とのコメントをいただきましたので、

次は入れてみようかと思います。

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【まとめ】沖縄のおいしいティラミス

最近おいしいティラミスに出会うことが多いので、

まとめておきます。

流行ってるのかな?

 

まずは普天間のsotto。

最近はイベント出店されたり、

少し小さいサイズのものもあるようです。

お酒の風味がとっても豊か。

 

イートインでは、

牧志にあるカフェ、

T&M Coffee のティラミス。

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持ち帰りできないので

イートインしなければ食べられない。

でもそれも納得。

とってもやわらかいのです!

いつも浅煎りのエチオピアを合わせます。

 

2階のスペースが大好きで、

ちょっと時間はずして空いてたりすると

いつまでもいられそうな、

居心地の良い空間。

www.tmcoffee.jp

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そして、金武とうるま市にある

おいしいケーキ屋さん、

モンクレアのティラミス。

那覇からうるま市に移転してしまってから

なかなか食べる機会が減ってしまいました。f:id:mutsumin33:20230812195309j:image
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小さいスプーンつけてくれたら、

そりゃあ買ってすぐ食べたくなります。

 


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こちらもお酒の風味が豊か。

こだわりの素材でつくられています。

 

モンクレアはティラミスだけでなく、

ぜんぶおいしい!

シンプルなシュークリーム、チーズケーキ、

あとパンプキンのエンゼルケーキ。

また那覇に戻ってこないかなー。

https://www.instagram.com/montcrea_okinawa/

 

このように、

色々とおいしいティラミスがありますが、

意外と、手軽に買える

ファミマのティラミスもわたしは大好きです。

 

ナンブコムギでパンを焼く

よく買い物するお店で、

「ナンブコムギ」

という粉を見つけました。
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たんぱく量は少なめですが、

パンも焼けるようなので、

試しに買ってみました。

 

これがなかなか難しい粉!

水分が入らない。だれる。
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高さが全然出ず、

平らなパン?

もはや乾パンみたいな焼き上がり。f:id:mutsumin33:20230802123430j:image

これはこれで、2つに割って、

イングリッシュマフィンのように

カリッとトーストしたらおいしかったのですが。

 

もうちょっとパンらしく

焼いてみたいと思って、

再度挑戦しました。

 

今回はコーンパン。
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水分は少なめ。

こねてる時は固くて大変。

でもコーンでまた水分入るので、

固めのまま15分ほどこねました。

 

こねあがり。

前より断然きれい!

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常温で発酵させます。

発酵前
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90分発酵後
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分割し、休ませます。
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丸めて、最終発酵させます。

発酵前
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発酵後

常温で1時間とったけど、

もう少し短くてよかったかも。

 

そして焼成
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ナンブコムギのこつ

・水分は少なめ。いつもの2割くらい少なくてもよいかも。

・しっかりこねる

・二次発酵は短めがよさそう